診療科紹介

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病理部

診療部長
向野 利寛
診療科長
原岡 誠司
医局長
原岡 誠司

概要

当部は、診断部の一部門として開設されています。診療業務としては、各科外来・病棟から提出される検査材料(組織・細胞検体)から以下の診断・検査を行います。また、開業医の要望に応え、院外からの検体も受け入れています。

1)病理組織診断
外科手術あるいは内視鏡等で採取された検体から組織標本を作製し、認定病理医が最終診断します。

2)術中迅速病理組織診断
手術中に提出された検体から標本を作製し、認定病理医が診断し直ちに臨床医に報告します。

3)細胞診
尿、喀痰、体腔液および脳脊髄液等から悪性細胞を検出し診断します。

4)遺伝子検査
分子標的治療薬の適応判定を目的として遺伝子異常の有無を検査します。

5)剖検(病理解剖)
当院及び院外の医療施設において死亡されたご遺体について、ご遺族のご承諾を頂き病理解剖を行い、剖検診断を臨床医に報告します。

特徴・特色

当部では、全身諸臓器の病理診断を正確かつ迅速に報告できるように、認定病理医2名が責任を持って最終診断を行っています。

●病理組織診断・細胞診および剖検

  • 病理組織診断・術中迅速診断・細胞診は休日を除く毎日行っています。

  • 剖検(病理解剖)は、平日は8:40~20:00、土曜8:40~16:00、休日は9:00~16:00に行っています。

●業務の内容

  1. 病理組織診断

    外科手術により切除された臓器検体あるいは生検検体(内視鏡等で採取された小さな組織)をホルマリンで固定した後に、パラフィンに包埋しミクロトームで薄切後、ヘマトキシリン・エオジン染色を行い、病理組織標本を作製します。この標本を認定病理医が検鏡し、病理診断を決定します。
    必要に応じて、特殊染色により、種々の病原体・線維・金属・無機物等を証明します。
    近年は、特異性の高い免疫染色の手技を用い、ホルモン・細胞機能・ウィルス等を証明しています。

  2. 術中迅速病理組織診断

    手術中に提出された検体から凍結病理組織標本(組織を-20℃に凍らせて薄切)を作製し認定病理医が検鏡し、病理診断を決定します。その結果をただちに手術室へ報告し、術式や切除範囲が決定されます。

  3. 細胞診検査

    尿、喀痰、体腔液(胸・腹水)、脳脊髄液等をスライドグラスに塗沫し、種々の色素を含んだ染色液にて細胞診標本(パパニコロウ染色標本等)を作製します。その標本を鏡検し、主に悪性細胞の検出を目的とし検査します。
    当部では、積極的な病巣へのアプローチとして穿刺吸引細胞診を導入し、患者さんのベッドサイドでの検体採取も行っています。また、必要に応じて、免疫染色の技術も導入しています。

  4. 遺伝子検査

    肺がんおよび大腸がん患者さんにおける分子標的薬治療は多くの患者さんに効果を認めている先端治療の一つです。それらの適応の可否の決定は遺伝子検査にて行います。

  5. 剖検(病理解剖)

    当院及び院外の医療施設において死亡されたご遺体について、ご遺族の承諾のもとに剖検がなされています。剖検の結果は医学と医学に関連する学問の研究・教育・卒後研修等に幅広く利用されています。また、感謝の思いを込めて、毎年解剖慰霊祭を開催し、ご遺族の方とともにご冥福をお祈りしております。

  6. CPC(臨床病理検討会)

    毎月第一月曜日午後4時より、剖検を行った症例について、臨床科の医師、病理医、および臨床研修医を交えて討論を行っています。

診療担当者

病理医

名前 専門分野のキーワード
原岡 誠司
(はらおか せいじ)
haraoka@fukuoka-u.ac.jp
昭和61年 宮崎医大卒
講師 日本病理学会認定病理医
死体解剖資格認定証明書登録
人体病理、消化管病理 
田邉 寛
(たなべ ひろし)
平成11年 福岡大卒
助教 日本病理学会会員
人体病理、消化管病理

医療技術職員

名前 専門分野のキーワード
原川 政彦
(はらかわ まさひこ)
主任 臨床検査技師
細胞検査士
国際細胞検査士
二級臨床検査士(病理学)
尾形 智子
(おがた さとこ)
  臨床検査技師
細胞検査士
国際細胞検査士
暉本 優子
(てるもと ゆうこ)
  臨床検査技師
林田 涼
(はやしだ りょう)
  臨床検査技師
細胞検査士
国際細胞検査士
山田 静佳
(やまだ しずか)
  臨床検査技師
細胞検査士
国際細胞検査士

お問い合わせは (092)921-1011 内線 1600

福岡大学筑紫病院
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