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先進医療とは、厚生労働大臣が定める高度な医療技術を用いた治療法や技術の中で、今後、公的医療保険の給付対象にするかを評価段階にある療養行為です。
当院では、以下の先進医療を実施しています。
先進医療技術名 | 適応症 | 技術の概要※1 | 相談窓口 |
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内視鏡的胃局所切除術 | 胃粘膜下腫瘍(長径が1.1㎝以上であり、かつ、3㎝以下のものに限る。) | 全身麻酔下に経口内視鏡で胃内から病変を切除する。Endoscopic full thickness resection(EFTR)による切除を行う。 EFTRは、内視鏡の鉗子口から挿入した電気メスで病変周囲の粘膜切開を行った後、腫瘍の筋層付着部を露呈させ、筋層を切開して胃壁の 全層切除を行い病変を切除する。腫瘍が筋層浅層までに位置している場合は胃壁を穿孔させずに腫瘍を切除する。穿孔した創はクリップや 留置スネアを使い閉鎖する。 | 内視鏡部 宮岡正喜 |
「先進医療に掛かる費用」は患者さんが全額自己負担することになりますが、この他の通常の入院料やその他の検査・治療部分は公的医療保険が適用されます。
※1出典:「先進医療の各技術の概要」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan03.html
先進医療の概要については、厚生労働省のホームページにも紹介されていますのでご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/
sensiniryo/index.html